自分の前髪や子供の前髪をうまく切るにはどうしたらいいですか?
と言う質問を受けることがよくあります。
美容師として、基本的にはオススメしませんが
どうしても切りたくなって我慢できずに
切ってしまう方が多いので
ちょっと載せておきますね。
その前に、なぜうまく切れないのか・・・
失敗する切り方をいくつかあげてみます
・濡らして切っている
・指で挟んで下に引っ張って切っている
・前髪の幅を取りすぎている
・ちょうどいい長さまで切ってしまう
いかがでしたか?
もちろんあなたはそんな経験ないと思いますが
もしかしたらあるかもしれませんので
注意してくださいね。
また、前髪のクセが強い方や額が狭い方は
特に失敗しやすいと思いますので
なるべく美容室で切ってもらいましょう。
では、自分で上手く前髪を切るやり方とは?
上の失敗例から考えると
・濡らして切っている
⇒しっかりブローをしてから切る
・指で挟んで下に引っ張って切っている
⇒前髪を自然に下ろした状態で切る
もしくは、前髪を上に持ち上げて切る
・前髪の幅を取りすぎている
⇒基本的に前髪の幅は左右の黒目の外側の延長線上の生え際になります
・ちょうどいい長さまで切ってしまう
⇒少し長いかな?くらいでやめておく
このように切ると失敗は少なくなるはずです。
一つずつ具体的に説明をしていきますね。
なぜ濡らしてから切るのではなく、前髪をブローしてから切るのか?
それは、濡らして切ると渇いた時に浮いてしまうからです。
なので、ブローをして根元が自然に立ち上がっている状態で
前髪を切るようにしてください。
なるべく普段の前髪の状態がいいです。
なぜ指で挟んで下に引っ張らずに自然に下ろした状態
もしくは持ち上げて切るのか?
乾いた状態でも指で挟んで下に引っ張って切ってしまうと
指を離した瞬間に前髪が思ったより短くなってしまいます。
それは、濡れている時と同じで
根元のボリュームがなくなっているからなのです。
下に引っ張ることで根元の立ち上がりを潰して
指を離すと短くなったぶん更に根元の立ち上がりが付きます
すると、前髪は更に短くなるという原理です。
持ち上げて切ると毛先がパッツンとした感じや
デコボコした感じがなじみやすくなります。
ですので、パッツン前髪にしたい場合は
自然に下ろした状態で引っ張らずにカットする。
軽く流したり、毛先を軽い感じにしたい場合は
上に持ち上げてカットする。
といった感じになります。
長くなりましたので
・前髪の幅を取りすぎている
⇒基本的に前髪の幅は左右の黒目の外側の延長線上の生え際になります
・ちょうどいい長さまで切ってしまう
⇒少し長いかな?くらいでやめておく
に関しては次回にします。
それまで前髪は切らずにおいてくださいね。
プロフィール
川越の氷川神社の近くで
美容室を開業する予定です。
今のうちから僕がどんな美容師か
知っておいて頂けますと嬉しいです。
また、僕がどのような考えで美容師として
あなたに様々なご提案や施術を行っていくのかを知っていることで
安心してお店にいらして頂けると思いブログを書かせて頂きます。
経歴
埼玉、東京都内の美容室に勤務
現在店長
関東、札幌に計12店舗の主にマーケティングに従事し
イベント企画運営、スタッフの教育を担当
H10年カットコンテスト最優秀賞
H17年グローバルビューティコンテスト埼玉大会準優勝
H21年店長就任後売り上げを伸ばし続け、現在に至る。
頭皮マッサージのような病みつきになるシャンプーと
持続性が高く、どんな癖毛もしなやかで指通りの良くなるブローが人気で
シャンプーブローのお客様を多く持ち、支持を得る。
スタイリングが楽でまとまりやすいカット
発色、色持ちのいいカラー
家に帰っても再現性の高いパーマ
より自然で理想のストレートパーマ
常にダメージレスでデザイン性の高い
あなたの個性に合ったスタイルを考え
提案し続けている。