アシスタントの皆さん、冬に向けての手荒れ対策は今からやっておきましょう！（川越　本川越　美容院　美容室　merrygate　氷川神社）

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美容師の職業病ともいわれる『手荒れ』
もちろん僕もアシスタントの時になりました。

身体があったまったり、お酒を飲めばかゆくなり
寝ている間もいつの間にか手をかいてしまって
朝起きると指がむくんでパンパンになり曲げられない状態です。

曲げるとひび割れたところがパキっとなって血が出てしまう・・・
同じ様な経験をしている人は多いと思います。

いろいろケアをしてもどうしてもなってしまうかもしれませんが
出来ることはやって、なるべく『手荒れ』にならない努力も必要だと感じます。

『手荒れ』について知識を入れておきながらしっかりと対策をしていきましょう。

何故『手荒れ』は起きるのか？

バリア機能の低下で起こりやすい美容師の手荒れについての引用

健康な皮膚では皮脂膜〈皮膚表面を覆っている皮脂と水分からなる膜）と角質層（天然保湿成分・NMFやセラミドが角化した皮膚細胞同士を糊のように接着し、煉瓦のような組織を形成している皮膚の最外層）が皮膚内部からの水分の蒸発を防ぎ、外部の刺激から皮膚をガードするバリア機能を果たしています。ところがシャンプーなどの水仕事を頻繁に繰り返していると、皮膚膜がはがれ角質層の水分が失われ、皮膚が乾燥しひび割れをおこしたりします。このように皮膚のバリア機能が低下することで、手荒れをおこしてしまうのです。
特に理美容師に多い『手荒れ』は、職業上接触する物質による『接触性皮膚炎』いわゆる「かぶれ」ですが、これには2つのタイプがあります。刺激物質に触れることで皮膚がダメージをおこす『刺激性接触皮膚炎』と、原因物質に過敏に反応しておきる『アレルギー性接触皮膚炎』です。いずれの場合も放置すると症状が悪化するため、早めに対策を講じることが肝心です。

手荒れしやすく症状がなかなか緩和されないって方は早めに皮膚科に行き、日常的な対策をしっかり行いましょう。

但し、病院へ行っても仕事を休むなり辞めるなりしないと治りませんと言われることが殆どです。
実際僕もそうでした。

手荒れにならないように、または手荒れを悪化させないためには、自分で意識して手荒れ対策をする必要があります。

皮膚保護クリームを使用する

美容師の手荒れ防止には、一般向けの、油分や水分を補うハンドクリームだけでは殆ど意味がありません。水やお湯、酸やアルカリ、アレルゲン等の刺激から肌を保護する『皮膚保護クリーム』を併用しましょう。皮膚保護クリームは皮膚表面に見えないベールのような保護膜を形成し、皮膚のバリア機能を保護するもので、その効果は水やお湯、石鹸を使っても損なわれず、3～4時間持続します。毎日、営業前にこのような皮膚保護クリームを使用し、たまに塗り直したりすると良いでしょう。

手袋で刺激物との接触を防ぐ

特に手荒れが悪化しやすい方は、お湯や、パーマ剤、カラー剤に極力触れないようにしましょう。そのためには手袋をすることが一番です。薄手で作業がしやすい手袋や腕までの長さがあるロングタイプのものもあるので自分に合ったタイプのもので活用すると良いでしょう。
また、天然ゴム成分のラテックスによるアレルギーや、ムレて手荒れの悪化が心配というかたにはインナー手袋を使ったり、天然ゴム成分のラテックスを使っていない手袋もありますのでそちらを使うと良いでしょう。

カラーリングの時は（カラーシャンプーも含め）必ず手袋を

仕事に支障をきたすほど重症化しやすいのが『アレルギー性接触皮膚炎』です。
何がアレルゲンになるかは人によって様々ですが重症化する手荒れの大半は酸化染毛剤に含まれるパラフェニレンジアミンがアレルゲンとなっていると言われています。特にカラーリングの際はガードを徹底し、カラー剤のついた髪や器具にも素手では触れないようにしましょう。

以上の対策だけでは完璧には改善されないと思いますが、
症状の悪化を防ぎ仕事に支障をきたさないように心がけましょう。

kenthug.hatenablog.com

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